頚骨(首)の歪みは上半身の病気の根本原因

中高年になると成長ホルモンも減少し、意識しない筋肉が減ります。首の頚椎には頭約5kgの重みがのしかかり、頚椎を圧迫します。正しい保持を心がけることにより、頭痛、不眠症、目、鼻、耳、口腔や上肢、又心臓病や血圧症、うつ病等、上半身の病気を改善することが出来ます。
※尚この体操は会員、もしくは受講修了者が対象です。

頚椎の歪みには三ツ程注意してください

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1.顎が前に出た、前傾姿勢になっていないか。

2.一方の肩が上がり、顔の位置が横にズレていないか。

3.捻りの角度に左右差があるか、又浅くなっていないか。

右の写真の様に後頭部を上げ、顎を引き寄せた状態で両手で床を押し、数秒間、呼吸を吐きながら首筋を伸ばしてください。
同時に顎が引き締まり姿勢が良くなります。
(頚長筋等のリラックス)

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無理のないところ迄捻り、両手で図のように固定する。

時計の文字盤を頭の中でイメージし、反対側に戻す様に3時の方を向いているもう一人の自分を造り、4,5,6時の方向を観ていく様にイメージしてください。

反対側も同様に3時から2,1,12時とイメージしながら2~3回繰り返します。

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頚椎七ツに無理をさせずに整骨、整筋し、頭長筋、頚長筋等のインナーマッスル筋を、リラックスさせることが出来る整体体操です。

中高年の首回し運動は、右の写真の様に両腕で上半身をしっかり支え頚椎の負担を軽減。
深くゆっくり左右に回し、首を和らげ血行を良くし、神経の圧迫を充分に取り除いてください。

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全身の歪みの1ツは、脊椎のS型ウェーブ

左の写真の様に壁や柱を背に立ち、踵を3~4cm壁から離し、お尻、背中(鳩尾の後)、後頭部(顎を引き気味)でもたれ掛かる。
ウエストで2~3cm、頚椎(首)のところで4~5cm程度の隙間、この条件があてはまれば歪みの少ない身体状態です。

自己診断法

左の写真の様にウエストの部分に、手を差し入れ、手の甲で止まる程度でなくてはならない。手首まで入ってしまう方は、腰椎4、5番、仙骨等に負担が掛かり、腰痛や下半身の異常が多く発生します。(腰椎の湾曲)
首の部分では、2本の指を合わせ、横にして差し入れ、3本の指先が入ってしまう方は、頚椎4、5、6、7番等に多くの負担が掛かり良い姿勢とはいえません。(首の前傾)